この度、能登半島地震復興支援の一環として、また京都と同じく伝統工芸を守り継なぐ文化は、相通ずるものがあると思い巡らせ、「石川県立輪島漆芸技術研修所および研修生」を支援すべく、義援金をお送りすることにいたしました。
日本三大漆器の一つである輪島塗、その伝統の技を守り続ける「石川県立輪島漆芸技術研修所」があります。俳人で漆芸家(人間国宝)の小森邦衞(邦博)様が所長を務める同研修所は、能登半島地震で大きな被害を受けました。同研修所は、1967(昭和42)年に開設し、重要無形文化財保持者(人間国宝)の技術伝承者養成機関として、長きにわたり漆芸文化を支えてきました。
能登半島地震から1年が経過し、いまだ道半ばの復旧、復興の状況を受け、能登半島および輪島の伝統工芸復興の一助となるよう、心ばかりの義援金ではございますが、お役立ていただけますと幸いです。被災された人々が、平穏な日常を迎えられる日が訪れるよう、お祈り申し上げます。


